どうもKelonです。
機材オタク達の間で一生終わらない戦い。
そう、マルチVSコンパクトのエフェクター論争。
結局のところどちらにもメリットとデメリットがあり、
使用目的や好みに合わせて自分の好きな方を選べばいいというのが結論なので
今回はそれぞれの特徴について書いていきます。
コンパクトエフェクターとは
１台につき一つのエフェクトが搭載されているエフェクター。
使用する際には目的に応じたコンパクトエフェクターを複数連結させて
音作りを行います。
コンパクトエフェクターのメリット
・１つのエフェクトに対しての選択肢が多い
例えばオーバードライブが欲しい！と思ったとして、
オーバードライブだけでも世界中のメーカーから何種類もの製品が販売されています。
最近だと個人工房などでオーダーメイドを受け付けてくれる様なところもありますし、
１つのエフェクトに対していくらでもこだわることができます。
・わかりやすい
１つ１つのエフェクターが独立していてつまみも少ないので
操作がわかりやすいです。
どこにどんなエフェクターを置いているのかも見ればすぐにわかるので
トラブルの際にも対処しやすいです。
ちなみに、ライブの際に対バンの相手からエフェクターについて質問されたりして
仲良くなったりすることも結構あります。
・並べた時の見た目がかっこいい
自分のこだわりが詰まったエフェクターボードを完成させることができれば
それはもうかっこいい足元になるでしょう(自己満足ですが)
コンパクトエフェクターのデメリット
・こだわり出すとお金がかかる
選択肢が広い分、こだわり出すとめちゃくちゃお金かかります。
・トラブルが起きる確率が上がる
エフェクターが増えるごとにケーブルや電源と接続するポイントが増えるので
その分トラブルが起きやすくなります。
また、見た目でわからないトラブルに関しては原因を突き止めるのに確認箇所が増えます。
・数が増えると持ち運びが大変
使用するエフェクターの数が多いと、その分エフェクターボードも大きくなるので
運搬が大変です。
マルチエフェクターとは
１台に複数のエフェクトが搭載されているエフェクター。
それぞれの数に違いはあれど、ほとんどのマルチエフェクターは
歪み系や空間系など、全カテゴリーのエフェクトを搭載しているので
１台で必要なエフェクトを完結できます。
マルチエフェクターのメリット
・いろんなエフェクトが使える
急遽空間系が必要になった！といったような局面でも柔軟に対応することができます。
メインで使わないエフェクトも容易に試せる上にエフェクターボードも圧迫しないので
1台持っておくと非常に便利です。
また、実際に存在するコンパクトエフェクターを参考に作られたエフェクトが
入っていたりするのでエフェクターを買う際の参考にできます。
・トラブルの確率が少ない
ケーブルや電源に繋ぐ割合が減るのでトラブルが起きづらいです。
・持ち運びが楽
コンパクトだと何台も連結させないといけないところをこちらは
1台で完結できるので圧倒的に荷物が少なくなります。
・コスパが良い
コンパクト１台分の値段で100種類近いエフェクトが入っている
製品が買えたりするのでコストパフォーマンスは非常に高いです。
マルチエフェクターのデメリット
・入っているエフェクトの質が悪い場合がある
音質的に実戦では使えないエフェクトも結構入ってます。
結局使えない部分を補うためにコンパクトエフェクターを買い足す、というのは
よくあります。
・分かりにくい
操作がわかりやすい製品もだいぶ増えてきましたが、やっぱりコンパクトと比べると
操作性は悪いです。
特にライブ中に咄嗟にいじる必要が出てきた場合などは面倒くさいです。
・ダサいと言われることがある
マルチ1台で音作りを完結させているとダサいとかこだわりが無いとか
偏見を持っている人は少なからずいます。
自分がそれでいいと思っているなら全く気にする必要はないですが
ストレスに感じる人は気をつけましょう。
(著者は持ち運びが楽なのでマルチメインです)
まとめ
これらを踏まえた上で、
こだわりたいエフェクトをコンパクトで揃えて、急遽必要になったエフェクトはマルチで
対応する。
という使い方が一番いいでのはないかなと思います。
最近では質の良いアンプシュミレーターが搭載されているマルチエフェクターも
存在するのでボードにマルチエフェクターを組み込む人も増えている印象です。
お金のない学生さんなんかは最初にマルチ1台買う方も多いと思いますが、
しっかりポイントを押さえた上で自分に必要な物は何か見極めましょう。
ちなみに初めてのエフェクター選びに関する記事はこちら↓
【コンプ？プリアンプ？】初心者が最初に買うべきおすすめのエフェクター
それでは、良いベースライフを！
バンドマンから会社員になったアラサーベーシスト。
会社の飲み会をすっぽかしてベースを弾いちゃうほどのベース好き。
今までのベース人生を無駄にしないために役立つ情報を発信中！
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