【音を出してみよう】ベースを弾くための準備やセッティング

ベースの基礎知識

どうもKelonです。

ベースを買うきっかけって、誰かに憧れたとか弾いてみたいと思う曲があったとか
そういう理由が多いと思うんですよね。

しかし、いざベースを買ってみたもののベース本体の準備をどうしたらいいの?

という声がなんだか聞こえる気がするので今回はベースを弾き始める際の準備について
まとめていきます。

まだベースを買ってないよ、始めるための準備が知りたい!
って方は下記の記事を参考にしてみてください。

【初心者必見】ベースを始めるのに必要なもの

ベースをアンプに繋ごう

まずシールドケーブルを使ってアンプとベースと繋ぎます。
必ずアンプの電源が切れていて、VOLUMEが0になっていることを最初に確認します。

アンプのINPUTと書かれているジャックとベース本体のジャックにそれぞれ
シールドケーブルを差し込んで繋ぎましょう。

準備をするときは、
アンプにシールドを差す→VOLUMEが0になっていることを確認する→電源を入れる
片付けるときは、
VOLUMEを0にする→電源を切る→アンプからシールドを抜く
といった順番を必ず守りましょう

これをテキトーにしていると機材の故障につながります。
自分のアンプやシールドならまだいいですが、スタジオやライブハウスのアンプで
これをやると普通に怒られますし最悪弁償する羽目になります。

シールドを抜き差しするときはVOLUMEが0で電源が切っておくというのは
全てのアンプで共通
なので日頃からミスをしないように意識しておきましょう。

アンプのセッティングをしよう

ベースをアンプに繋いだら次は
アンプで音を出すためのセッティングをします。

アンプのボリュームが0になっていることを確認し、電源をいれます。

VOLUME(MASTERの場合もあり)と書いてあるつまみを少しだけ上げておきます。
いきなりめちゃくちゃあげると次の作業でとんでもない爆音がなってびっくりするので
この段階では少しで大丈夫です。
9時くらいまで上げておけばOKです。

そして次にEQ(イコライザー)を調整します。

これですね。
まず画像一番左のGAINというつまみを少しあげます。
この段階で音が出るようになります。

(ちなみにこの段階で音が出なくて故障かと思いきやベース本体のVOLUMEが0になっていた
というのはよくある話なのでベース本体のVOLUMEはMAXにしておきましょう。)


そして次に画像右手のBASS(LOWの場合もあり),MID(MIDDLEの場合もあり),TREBLE(HIGHの場合もあり)のつまみを12時の方向まで回します。

ここまでできたらGAINとVOLUMEのつまみを好きなだけ上げ下げして好みの音量に調整します。

上記のようにセッティングする理由

今いじってもらったつまみの意味を順番に解説していきたいのですがまず

VOLUME(MASTER)=アンプから出る音量を調節
GAIN=ベース本体からアンプに入力する音量を調節

から説明していきます。

上記2つが主に音量を調節するためのつまみなのですがそれぞれ意味合いが違います。

ボリュームを調整するときはVOLUMEでもGAINでもいいの?って疑問が浮かぶと思いますが
答えはNOです。

GAINは上げすぎるとアンプ側が受け止められる音量の許容量を超えてしまい、
歪みが生じたり音が割れたりします。
アンプの寿命を縮める事にもなりますので上げ過ぎには注意が必要です。
逆にGAINをほとんど上げてない状態でVOLUMEだけ上げるとベース本体からきている
音量が低過ぎてぺらぺらな物足りない音になってしまいます。
あくまでバランスが大事なので自分の好みのポイントを探りましょう。

次にEQ(イコライザー)関連

TREBLE(HIGH)=高音域を調整
MID(MIDDLE)=中音域を調整
BASS(LOW)=低音域を調整

それぞれの帯域を選択できます。
GAINやVOLUMEはつまみに回り切っている状態が0ですがEQ関連は12時の位置が0になります。
それぞれブーストとカットができるようになっているんですね。
(一部0の位置がずれているメーカーや例外もあったりしますがほとんどのアンプがこの仕様です)

例えば、

このような状態だと、BASSは0、MIDは少しカットしてHIGHは少しブースト
している状態になるわけです。

まずは全て0の状態にしてから弾いてみて音を聴きながら
出過ぎている帯域をカット、足りないところをブーストといった要領で音作りをしていきましょう。

EQをいじると音量も変わるのでGAINやVOLUMEの再調整もお忘れなく。

メーカーによってはMIDが

HIGH MID=中高音域
LOW MID=中低音域

に分かれている場合がありますが焦らず同じ要領でセッティングしていけば大丈夫です。

チューニングをしてみよう

さて、音が出るようになりました。
実際に弾いてみるまであと一歩!仕上げにチューニングを行います。

まずベースは一番細い弦から
1弦=G(ソ)
2弦=D(レ)
3弦=A(ラ)
4弦=E(ミ)

というチューニングです。

このようにチューナーをセットして上記のチューニングになるように合わせていきましょう!
この時の注意点としては必ず低い音(弦が緩んでいる状態)から高い音(弦が締まっていく状態)に
向かってチューニングしていくこと。
逆をやるとチューニングが狂いやすかったり、無駄に弦が張ってしまい楽器に負荷がかかって
良くないのでやめましょう。

チューニングに関してはアンプをセッティングする前にもできるのですが、
実際に音を聴きながらチューニングすることで耳の成長にも繋がるので
できるだけアンプを通した状態で行うことをおすすめします。

あとは好きなだけ弾こう

上記の手順でセッティングが完了。
あとは楽譜や音源を用意して思う存分ベースを弾き狂いましょう!

まとめ

今日の内容をまとめると

①ベースをアンプに繋ぐ
②アンプをセッティング
③チューニング

の3ステップです。

単純な作業ですが毎日考えながら行うことで音作りが上達して行ったり、
チューニングが素早く正確に行えるようになったりと成長もあるので怠らずに
しっかりやりましょう。

めんどくさくて生音(アンプに繋がない)で練習しているという方もちらほらいますが
それは成長の妨げになるのでやめましょうね。

では!

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