どうもKelonです。
この記事を開いてくれたということは耳コピにトライして行き詰まったか、
ハードルが高くて耳コピすることを躊躇してしまっている人だと思います。
そこで今回は耳コピをする上でのコツを書いていきます。
今回は初級編なのでひとまずベースラインだけをコピーすることをゴールとします。
みなさんもこの記事を読んで耳コピの世界に一歩踏み込んでみましょう!
そもそも耳コピって?
その名の通り、楽譜を使わずに自分の耳だけで曲をコピーする技です。
脱初心者のためには必須スキルなので早く上手くなりたい人は
早めにできるようになっておくことをおすすめします。
耳コピの準備
何事にも準備が必要です。
まずはベースラインを耳コピする上で必要な準備をしましょう。
①音源を用意
まず自分が弾いてみたいと思う曲の音源を用意しましょう。
CDでもスマホでもPCでもなんでも良いですがスマホかPCをおすすめします。(理由は後述)
最初はテンポがゆっくりな曲をおすすめします。
②紙とペンを用意
コピーしたベースラインをメモするために必要です。(PCの楽譜作成ソフトとかでもOK)
tab譜や五線譜など、楽譜に起こすのが一番良いですがとりあえずは
自分がわかるようにメモできれば大丈夫です。
めんどくさがってメモを怠ると次の日にはコピーしたベースラインを忘れていたりして
逆に時間がかかるので必ずメモはしましょう。
③録音できるものを用意
自分が弾いたベースが録音できるものを用意しましょう。
スマホのボイスメモなど簡単なものでも大丈夫です。
実際に自分が耳コピしたフレーズが合っているかどうか確かめるために
重要なものです。
④イヤホンかヘッドフォンを用意
上等なモニタースピーカー等を所持している人は別ですが、
ベースの音はかなり低いので他の楽器やボーカルにかき消されてしまいます。
そのため基本的にスマホやPCなどのスピーカーからはほとんど聴こえません。
正確にベースラインをコピーするために必ずイヤホンかヘッドホンを用意しましょう。
⑤ベースは必ずアンプに繋ぐ(生音でやらない)
アンプに繋いだ音と生音は音の感じが違うので、まだ耳ができていないうちは
同じ音を弾いていても違う音に聴こえたりします。
混乱するので必ずアンプやPCに繋ぎましょう。
⑥心の準備
誰でも最初はめっちゃ苦戦します。
初心者が音の聴きわけができないことは当たり前のことで、決して才能やセンスがないわけでは
ありません。
耳コピを繰り返していけば必ず誰でもできるようになるので出来なくても落ち込まないように
心の準備をしておきましょう。
音源をスマホかPCで用意した方が良い理由
アプリやソフトウェアの力が借りられるので耳コピの効率が上がるからです。
曲の速度を遅くする、ベースが聴き取りやすいようにEQがいじれる、曲の1部分だけを繰り返し
再生できるなど、耳コピの手助けをしてくれる機能が満載のアプリやソフトウェアが存在します。
iPhone、Android・・・ハヤえもん
PC・・・DAWソフト(MacはGarageBand、WindowsはCakewalk by BandLab等)
というツールがいずれも無料で使えます。
上記は全て有料版も存在しますが、無料でも十分満足できるクオリティーです。
いずれもあると非常に便利なツールなので用意できる人は必ず用意した方が良いでしょう。
実際に耳コピしてみよう
まずはコピーしたい曲を聴きまくります。
最初はイントロだけ、サビだけ、等コピーしたい1部分だけ集中して繰り返し聴くのがおすすめです。
ただ聴くのではなくベースラインを自分の口や頭の中で歌ってみましょう。
これがめちゃくちゃ大事です。
ていうか正直歌えるようになったら耳コピは半分以上出来ています。
この後は自分が歌えるようになったフレーズをベースで鳴らしてみるだけですからね。
最初は指板を押さえるところを変えながら歌っているのと同じ音を探していく感じに
なるかと思いますが、慣れるとすぐに正解の音を弾くことができるようになります。
具体的な流れとしては
①曲を聴きまくる(1部分でもOK) ②ベースラインを歌ってみる ③実際にベースで弾いて確認(録音しておこう) ④音源と録音を聴き比べて確認(楽譜がある場合はそれと照らし合わせてみてもOK) ⑤合っていたらメモしておく、合っていなければ①に戻る
この5つのステップで耳コピが出来てしまいます。
いきなり1曲丸々耳コピとなるとハードルが高く感じるかもしれませんが、
例えば最初はイントロだけで次はAメロ、それも出来たから次はサビ…
というふうに細かく分けてコピーしていくことで難易度は下がりますし、
最終的にコピーしたフレーズをつなぎ合わせれば1曲コピーできたことになります。
どうです?できそうな気がしませんか?
まとめ
当然、最初は全然ベースラインが聴き取れなかったり歌うことも
全然できなかったりしますが、誰でも最初はそうです。
絶対音感を身につけられるのは2歳〜7歳までと言われていますが、
相対音感はある程度大人になっても身に付けることができますし、
努力次第では絶対音感に近いレベルまで鍛えることも可能です。
耳が育ってくるとベースを弾くのもよりいっそう楽しくなるので
根気よく続けてみてください。
耳コピは必ずできるようになります。
では!

バンドマンから会社員になったアラサーベーシスト。
会社の飲み会をすっぽかしてベースを弾いちゃうほどのベース好き。
今までのベース人生を無駄にしないために役立つ情報を発信中!
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