【2フィンガーVSピック】ベースは指弾きとピック弾きどっちがいいの？

どうもKelonです。

ベースを弾くといってもいろんな弾き方があります。
その中でも代表的なものがそう、2フィンガー(指弾き)かピック弾きか！

どっちがいいの？という意見を良く聴きますがどっちも良いが答えです。
それぞれにメリットデメリットが存在しますので今回はそちらについて解説していこうと思います。

指弾きとは？

基本的には人差し指と中指の2本を使って弦を鳴らす2フィンガー奏法を指すことが多いです。

この奏法のこと。最も良く見る弾き方だと思います。
実際ベーシストの8割、9割は指弾き(2フィンガー)だと言われています。

指弾きのメリット

・他の奏法への移行がスムーズ

当然手に何も持っていないので基本の2フィンガーはもちろんスラップや3フィンガー、
ミュート奏法など様々な奏法へスムーズに移行が可能です。

・持ち物要らず

自分の指さえあればベースが弾けます。

・太くて優しい音が出る

指はピックに比べて弦に触れる面積が広いので出る音も太くなります。
しかしただ太いだけではなく。指は柔らかいので丸く優しいベースらしい音になります。

・強弱がつけやすい(ニュアンスを出しやすい)

自分の手が直接弦に触れるため意図した感覚や力加減を弦に伝えやすくなります。
そのため、演奏に表情をつけやすくなります。

指弾きのデメリット

・慣れるまで痛い

一生懸命弾いていると指の皮がめくれたり、水膨れや血豆が出来たりします。
しかしこれはベーシストになるなら誰もが通る道なので耐えて乗り越えましょう。
そのうち何時間引き続けても平気な指になります。

・実は結構忙しい

弦をミュートするために人差し指と中指以外の3本も意識的に動かさないといけません。
弾く場所によって他の指を置く場所も変化していくので柔軟に対応できるように
日頃からミュートも意識しておきましょう。
5弦や6弦ベースだと特に大変です。

・硬い音は出せない

瞬時に指の肉を堅くできるような特殊能力でも持っていない限り、
ピックのような硬い音は出せません。

ピック弾きのとは？

これを使って弦を弾きます。

こうやって構えて手首を上下に振って弦を弾きます。

少数派ですがパンクバンドなどのベーシストはピック弾きの人が多いイメージです。

ピック弾きのメリット

・指弾きには出せない疾走感が出せる

弦を上下から交互に弾く奏法をオルタネイトピッキングとういのですが、
これが指には出せないなんともいえない疾走感が出ます。
グイグイ前に引っ張って行ってくれるようなベースラインはとてもかっこいいです。

・使うピックによって音を変えられる

ピックは機材です。
何百種類と販売されており、それぞれ素材や厚さ、硬さが異なります。
些細な違いでも結構音が変わるので自分の好みのピックを探すのもまた楽しいでしょう。

・硬い音が出せる

指では出せないゴリゴリとした硬い音が出せます。

・実は結構楽

一見指弾きより激しく動かさなければいけなさそうですが実はピック弾きの方が
ミュートのなどの動きは少ないです。
あと早いフレーズもピックの方が楽に弾けます。

・上手くなればめちゃくちゃ目立てる

ピック弾き自体がレアなので普通にしてても少し注目されるのですが、
それでめちゃくちゃ上手いとかなり目立ちます。
当然指弾きでも上手いと目立つのですがピックの方が与えるインパクトはでかいです。

ピック弾きのデメリット

・他の奏法に移行しにくい

タッピングは持ったままでもなんとか出来ますがその他の奏法に移行するときは
一度ピックを投げ捨てないと出来ません。

・けっこうすぐ無くすし、忘れる

七不思議の一つですが、どんなに気をつけていてもピックは自然と消えて無くなります。(マジです)
あと忘れます。
ほとんどのピックが1枚100円前後ですが気付いたら結構ピックにお金使ってます。

・忘れたら終わる

弾けないもんね。

・ニュアンスが出しにくい

強弱はつけられますし、弾く場所を変えればニュアンスも変わりますが指弾きほど
幅が広いわけではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私なりに感じるメリットデメリットを色々書きましたが、一番良いのは指もピックも両方使えること。

ベースは基本バンドを下から支えることが多い楽器です。
どちらの奏法が雰囲気に合っているかを判断して楽曲毎に使い分けられたら
最高にかっこいいですよね！

現代はスラップや3フィンガーを多用する
ギタリスト顔負けなテクニカルベーシストが増えていることがピック派が少なくなっている
要因かと思われます。
しかし、ピック一筋でもかっこいいベーシストはたくさんいますので、ピックの方が
良いなと思った人は周りに流されず自分のスタイルを貫いて欲しいですし、
指弾き派の人もピック弾きにも是非トライしてみて欲しいですね！

では！